2.就労支援事業
金沢市視覚障害者地域生活支援センター 六ツ星作業所
この作業所は、金沢市内に住む重度の視覚障害のある方を対象とした小規模通所施設として、企業等に働くことが困難な在宅の重度の
視覚障害のある方に通所していただくことを目的に、平成14年4月、開設いたしました。
平成7年4月から旧石川県視覚障害者会館で石川県立盲学校出身の視覚障害のある方が点字印刷の校正をボランティア活動として始め
たのが最初です。
平成9年8月から石川県視覚障害者情報文化センターに軽作業室を開設し、視覚障害のある方や盲ろう者をはじめ、多くの障害のある方が
尾山神社の上袋作りを週2日から始め、石川県視覚障害者情報文化センターが障害のある人の働く場の拠点としてその第一歩を踏み出しました。
平成14年4月から金沢市の支援を得て「金沢市視覚障害者協会六ツ星作業所」として石川県視覚障害者情報文化センター内で小規模作業所
を開設しました。
平成14年5月9日に金沢市や石川県立盲学校等の関係者を来賓に迎え開設式を行いました。
平成19年11月25日に金沢市当局をはじめ関係者を招いて5周年の式典を行いました。
平成20年6月から送迎サービスを開始しました。
この作業所も平成24年で解説から10年を迎え、現在17名の方が通所され、歩行やコミュニケーション等の社会適応訓練、軽作業等の作業訓練
などを行っています。月曜日から金曜日の毎日、午前10時から午後3時まで指導員やボランティアの方と楽しく会話しながら作業に従事しています。
軽作業では、尾山神社の上袋やタオル折り等に頑張っています。また金沢市発行の各種資料の音声CDの製作や点字資料の製作にも取り組んで
います。点字の校正や印刷をはじめ、平成24年からパソコンによる点字データの入力にも取り組みはじめました。
これからも色々な作業に挑戦したいと考えています。
金沢市視覚障害者協会