明治45年(1912年)犀川盲人講と浅野川盲人講が合併し金沢盲人会が結成(本会の始まりとなる)。
当時の視覚障害者のほとんどが按摩マッサージを生業としていたため、現在の金沢市鍼灸マッサージ師会もこの時から始まったとされている。

 昭和 3年(1928年)石川県盲人青年会が、石川県盲人協会と改変されたので、本会も金沢市盲人協会に名称変更された。
事業は金沢市鍼灸マッサージ営業組合との合同活動を行っていた。

 昭和12年(1937年)ヘレンケラー女史が金沢を訪れたのを期に事業活動も充実。
 以後、終戦まで会としての活動はなく、飛行機製作の募金活動や爆音で敵機の数や種類を聞き分ける任務などに当たっていた。

 昭和21年(1946年)金沢市盲人協会として再発足。

 昭和23年(1948年)ヘレンケラー女史が再び訪れたのを期にキャンペーン活動を行い、愛盲会館や財団法人石川県愛盲協会の設立等基盤作りに
奔走。

 昭和25年(1950年)身体障害者福祉法の施行とともに各種研修会や公民館や老人ホームなどでの鍼灸マッサージの奉仕治療や体験活動など
多彩な活動が行われる。

 昭和47年(1972年)社会福祉法人石川県視覚障害者協会となり、点字図書館事業が始まる。

 昭和50年(1975年)全国の先駆けともいえるガイドヘルパー派遣事業を開始。

 昭和56年(1981年)視覚障害者会館の開館とともに福祉向上への充実に奔走。

 平成 元年(1989年)金沢市視覚障害者協会と名称変更。

 平成 9年(1997年)石川県視覚障害者情報文化センター完成に伴い、事務所の設置と専任職員1名の配置。

 平成14年(2002年)4月金沢市の支援を得て「金沢市視覚障害者協会六ツ星作業所」として石川県視覚障害者情報文化センター内で小規模
作業所を開設。

 平成14年(2002年)5月9日金沢市や石川県立盲学校等の関係者を来賓に迎え金沢市視覚障害者協会六ツ星作業所開設式を挙行。

 平成17年(2005年)インターネットシステムを利用した防災情報提供サービスを開始。

 平成17年(2005年)10月12日ガイドヘルパー派遣事業30周年記念式典を挙行。

 平成19年(2007年)金沢市視覚障害者協会文化交流センターを開設し、旧デイサービス事業を地域活動センター事業として引き継ぐ。

 平成19年(2007年)11月25日金沢市視覚障害者協会六ツ星作業所とガイドヘルパー派遣事業の充実を目的に、特定非営利活動法人金沢市視覚
障害者地域生活支援センターを設立。

 平成24年(2012年)10月7日金沢市視覚障害者協会創立100周年記念大会を挙行。

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金沢市視覚障害者協会

6.金沢市視覚障害者協会の沿革